2022年12月26日
株式会社ネクスウェイ
2022年12月9日(金)~11(日)にアメリカ・テキサス州ダラスで開催された、USA Standing Adaptive Open 大会に出場しました。
同大会は全米テニス協会(United States Tennis Association)の全面協力のもと開催される、障がい者立位テニスの国際大会です。同大会に当社の社員で、日本障がい者立位テニス協会に所属する浅井政浩が、この度日本代表として出場したことをお知らせします。
浅井政浩のコメント
仕事に精を出していた40代に脳卒中によって倒れ、体の左側が動かなくなる片麻痺の後遺症を患いました。満足に歩くことも大好きだったテニスも出来なくなってしまい、10年程前まで悲しみに沈んでいました。
そんな中社会復帰への大きな支えになったのが、立位テニスでした。手足の麻痺や欠損があっても、義足や義手を使っても、人それぞれ形は違えども、それぞれの個人の体に残った機能を最大限に活用してテニスを行うというものです。車いすテニスは今では有名ですが、手が使えない人、立ったままテニスをする人のための立位障がい者テニスというのをより世の中に広めたいと思っています。
日本障がい者テニス協会様のコメント
立位テニスとは、手や足や体幹に障がいを持つ方が車いすを使用せず立って行うパラテニス競技で義足や腕の切断、片麻痺、四肢麻痺などの障がいを持つ方が競技対象者です。
同じラケットスポーツであるバドミントンや卓球には、パラリンピック種目に「車いす」と「立位」部門があるのに対し、テニスに関しては未だ「車いす」だけしかありません。
この現状ではどんなに望んでもテニスで自分の力を試したいと望むアスリート志向の立位テニス競技者が活躍できる場がありません。そこで私たちは、この競技を普及発展させ、パラリンピック種目やプロも生まれる競技にしていきたいと世界中の競技者と一緒に頑張っています。
浅井選手を通じて、一人でも多くの方に競技の存在を知っていただける機会となり、誰かの勇気につながってくれることを期待しております。
JASTA 一般社団法人日本障がい者立位テニス協会
https://www.jastatennis.com
ネクスウェイのコメント
浅井さんのご活躍を社員一同大変嬉しく思います。日頃は新規事業チームで活躍されており、業務と両立して大会に出場されるバイタリティーに日々刺激を受けています。
当社は2021年に「働きがいのある会社」※1と認定されました。社員の「働きがい」を醸成するため、「ネクスウェイ流ワークスタイル」を定義し、従業員が「自分らしく働く」「互いに補い合う」ことが可能なワークスタイルを推進し、社員一人ひとりのビジョンの実現に向けて、働き方の制度を整えています。
今後も浅井さんをはじめとした社員一人ひとりが自分らしく、ビジョンを実現できる環境づくりを推進してまいります。
※1 働く人へのアンケートの結果を基に、優れた職場文化に基づいた「働きがいのある会社」であることをGreat Place to Work® Institute Japanが正式に認定するものです。
本件に関するお問い合わせ先
電話:03-6887-1615(直通) e-mail:public_relations@nexway.co.jp